Nice Music! That hits the spot!

良い音楽との良い出会い。それは生涯追求し続けたいテーマ。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Orleans / ‘75 Live Harvard Square

「Dance with me」でお馴染みのオーリアンズ。これは2010年発表のアルバムながら、1975年のライブ、発売時点で既に35年前になるライブを収録したものだ。ちょうど「Dance with me」が大ヒットしたその年、ちょうどぐんぐん勢いをつけていた頃。 「Dance with…

John Oates / Miss the Mississippi and you

ジョン・オーツ。そう、あのホール&オーツのオーツ。 ホール&オーツは結成50年にもなるのだけど、その活動の後半では、野心むき出しのダリルが1人で目立ってメジャー街道を進むようになり、ジョンは脇に追いやられてしまった感じがある。だけども、実は渋…

Blue sky riders / Finally home

このバンドは、あのケニー・ロギンスが参加している3人組。あとの2人はジョージア・ミドルマン(女性の方)とゲイリー・バーという、ソロでも活動をしているシンガーソングライターだ。2人ともベテランな感じながらどう見ても、ケニー・ロギンスが一段も二…

Air supply / The singer and the song

エア・サプライと言えば、80年代、日本が一番輝いていたころ、クルマや家電が世界を席巻して、高度成長の達成で十分豊になったし、これからもずっともっともっと豊かになっていくのなかって思えた時代、そんな時代に、潮風を感じさせるさわやかな曲を次々出…

Counting Crows / Big yellow taxi

ジョニ・ミッチェルが1970年に発表した楽曲のカバー。カウンティング・クロウズというのは、1991年にサンフランシスコで結成されたバンド。ウエストコーストのロックを正しく引き継いでいる感のあるバンドだ。 YouTubeでは、彼らのこの曲のPVが見られる。ニ…

パッケージからオンラインへ、コンテンツ・メディアの移り変わりについて

何十年か経ったら読み返そうと思ってずっと保管しておいた雑誌を久々取り出して開いてみた。「日経エンタテインメント 」1992年1月22日号。「パッケージがなくなる日」という特集。近未来の2001年頃には、CDやビデオなどのパッケージで売られている音楽・映…

土岐麻子 / Breakout

スィング・アウト・シスターの名曲のカバー。歌っているのは土岐麻子、80年代のフュージョン・ブームの頃にさまざまなバンドやセッションで活躍し、その後山下達郎のバッキングチームの一員だったサックス奏者土岐英史の娘だ。 この曲は、スィング・アウト・…

Young gun silver fox / West end coast

ジャケット写真だけ見ると、高速道路のサービスエリアとかで売ってる「夏の海岸ドライブにおススメの曲集」なんて感じの寄せ集めCDみたいだけども、音はそんなんじゃ全くない。ウエストコースト・サウンドの伝統をきっちりと受け継いだ大人のロック。これは2…

High Red / Beyond the line

High Red というのは、ノルウェーのバンド。いくつかの紹介記事によると、AOR/シティー・ポップのバンドとされている。ライブ盤含め2枚のアルバムを出しているようだが、この「Beyond the line」という曲は、アルバムには収録されていないシングル発売の曲…

Apple Music のこと

Apple Music という定額聴き放題の音楽配信サービス。僕が利用を始めてもう4~5年になると思う。現状で、アクセスできる曲数は約6000万曲にもなるらしい。 「英語ができると15億人と話ができる」という英会話学校の広告があったけど、そんなこと言っても普…

E.C. Scott / Masterpiece

この人については、日本でのCD等の発売歴は無いようで、Webを見ても日本語で読める情報がほとんどない。この名前でググると、一番上に出てくるのは、「EC Scott」というアメリカの化粧品オンライン販売サイトだ。 E.C. Scottは、カリフォルニア・オークラン…

Everything but the girl / Acoustic

エルビス・コステロのAlison のカバー曲を聴いてアルバムを知った。「Acoustic」ってアコギ弾きとしてはが妙に気になるタイトルだ。このバンドの名前はずいぶん前から知っていたのだけど、あんまりちゃんと意識して聴いたことはなかった。でもなんかふわっと…

Steve Miller Band / Seasons

今回のご紹介はアルバムではなく曲。「Seasons」という曲。 スティーブ・ミラーという人は、1960年代後半から、ずっと第一線にいて、2016年には「ロックの殿堂」入りしたという大変な方。日本でももちろんメジャーだけど、本国アメリカではもっともっと評価…

Maria Muldaur / Don’t you feel my leg

僕がこのマリア・マルダーを知ったのは1975年、高校2年の時。当時愛読していた「ニュー・ミュージック・マガジン」にあった、小倉エージ氏の「ウエスト・コースト・ロックをみる」という、西海岸音楽旅行レポートみたいな特集でだ。「何とも表現しがたく失…

Roberta Flack / Roberta

「Sweet Georgia brown」という曲を通じてこのアルバムを知った。ロバータ・フラックと言えば、1973年の「優しく歌って(Killing me softly)」や、その後ヒットしたダニー・ハサウェイやビーボ・ブライソンとのデュエット曲など、メロウな曲の人と思っていた…

Santa fe & the Fat City Horns / Let The Healing Begin (Live In Las Vegas)

このバンドは、日本ではまだCDも何も発売されていなく、ネットを探っても日本語で読める情報がほとんどない。調べてところでは、ラスベガスのホテルでレギュラー出演している15人編成のファンク・バンドのようだ。 ある日出張で泊まったホテルのラウンジに行…

Garth & Maud Hudson / Live at the Wolf

ご存じザ・バンドのガース・ハドソンと奥さまモード・ハドソンの2ピースユニット「Garth & Maud Hudson」がカナダ・オンタリオにある400人弱の小さなホールでのライブを収録したアルバムが「Live at the Wolf」。 ガース・ハドソンの写真を初めて見たのは中…

The Spandettes / Sequin Sunrise

「スパンデッツ」と読む。ある紹介ではカナダ・トロント出身のディスコ・ソウル・バンドとあるけが、今どき「ディスコ・ソウル」って何だ?まあ、それはさておき、とにかく明るくて気持ち良い曲たち。何か幸せの粒がスピーカーから大量に振りまかれてくる感…