Nice Music! That hits the spot!

良い音楽との良い出会い。それは生涯追求し続けたいテーマ。

Sister Sparrow & the Dirty Birds

YouTubeが大変なバンドを教えてくれた。 可愛くて性格が良さそうで、それでいてジャニス・ジョプリンのようなパワフルな歌を歌う女性ボーカルがフロント、後ろはホーンが効いたファンキーガイズ。ニューヨークをベースにしている「Sister Sparrow & The Dirt…

Mingo Fishtrap / On Time

これはテキサス州オースティンを拠点にしている8人組のバンド。一応ソウル・ファンクバンドという触れ込みになっていて、もちろんソウルやファンクの要素は当然色濃く持っているのだけど、でもそんな器には到底収まりきらない幅広い音楽性とポジティブ・エ…

Jesse Winchester / Love Filling Station

ジェシ・ウィンチェスター。ルイジアナ出身のシンガー・ソング・ライター。1970年に出した「ジェシ・ウィンチェスター」という自分の名前をそのままタイトルにしたファースト・アルバムが有名だ。 このアルバム、ザ・バンドのロビー・ロバートソンがプロデュ…

Phat Phunktion / Real Life .:. High Fidelity

これは、アメリカ・ウィスコンシン州出身のジャズ・ファンク・バンド。何て読めば良いんだい?というバンド名だけど、「photograph」という単語のように、英語で「ph」の発音は「f」と同じ、「k」は「c」と同じということで、「Fat Function」と思えば良い。…

Mandoo / Sweet Bitter Love

このMandooというのはフランスのユニット。シンガーソングライターでベーシストの男性(ピエール・ヴァニエ)とキーボードの女性(エスター・ベン・ダウト)による男女2ピース・ユニット。 かつてフランス人は自国文化へのプライドが高く、たとえ英語がわか…

Carole King / Pearls: Song of Goffin and King

ちょっとしたきっかけから、キャロル・キングの過去アルバムを改めて探って聴いてみた。その中で見つけた1枚がこれ。かつての曲作りのパートナーであり、4回結婚した中で最初の旦那さまだった作詞家ジェリー・ゴーフィンとキャロルの共作曲を集めた1980年…

Eden Brent / Jigsaw Heart

「ブルースの女帝」ベッシー・スミスや、「クイーン・オブ・ソウル」アレサ・フランクリンとも比較されてきたというソウルフルなボーカルと、タッチの強いローリングピアノ演奏を両方いっしょにやってしまう、そんな、”ピアノ・ブルース・シンガーソングライ…

The Doobie Brothers / Livin’ on the fault line

今週は、Apple Music のプレイリストであまり良い曲との出会いができてない。そこで今回は、プレイリストには入っていたけど、「Apple Music が教えてくれた」わけではない、もともと好きだったアルバムを取り上げる。 これは、ドゥービーの7枚目、マイケル…

Carly Simon / Into White

はい。あのカーリー・サイモン。 もともと裕福な家庭に生まれ育って、たくさんの男たちと恋をして、たくさんのヒット曲を世の中に送り出して、人生勝ち組で生きてきましたという感じの彼女。今や70歳を過ぎて孫に囲まれてのゆったりした日々を過ごしているよ…

Orleans / ‘75 Live Harvard Square

「Dance with me」でお馴染みのオーリアンズ。これは2010年発表のアルバムながら、1975年のライブ、発売時点で既に35年前になるライブを収録したものだ。ちょうど「Dance with me」が大ヒットしたその年、ちょうどぐんぐん勢いをつけていた頃。 「Dance with…

John Oates / Miss the Mississippi and you

ジョン・オーツ。そう、あのホール&オーツのオーツ。 ホール&オーツは結成50年にもなるのだけど、その活動の後半では、野心むき出しのダリルが1人で目立ってメジャー街道を進むようになり、ジョンは脇に追いやられてしまった感じがある。だけども、実は渋…

Blue sky riders / Finally home

このバンドは、あのケニー・ロギンスが参加している3人組。あとの2人はジョージア・ミドルマン(女性の方)とゲイリー・バーという、ソロでも活動をしているシンガーソングライターだ。2人ともベテランな感じながらどう見ても、ケニー・ロギンスが一段も二…

Air supply / The singer and the song

エア・サプライと言えば、80年代、日本が一番輝いていたころ、クルマや家電が世界を席巻して、高度成長の達成で十分豊になったし、これからもずっともっともっと豊かになっていくのなかって思えた時代、そんな時代に、潮風を感じさせるさわやかな曲を次々出…

Counting Crows / Big yellow taxi

ジョニ・ミッチェルが1970年に発表した楽曲のカバー。カウンティング・クロウズというのは、1991年にサンフランシスコで結成されたバンド。ウエストコーストのロックを正しく引き継いでいる感のあるバンドだ。 YouTubeでは、彼らのこの曲のPVが見られる。ニ…

パッケージからオンラインへ、コンテンツ・メディアの移り変わりについて

何十年か経ったら読み返そうと思ってずっと保管しておいた雑誌を久々取り出して開いてみた。「日経エンタテインメント 」1992年1月22日号。「パッケージがなくなる日」という特集。近未来の2001年頃には、CDやビデオなどのパッケージで売られている音楽・映…

土岐麻子 / Breakout

スィング・アウト・シスターの名曲のカバー。歌っているのは土岐麻子、80年代のフュージョン・ブームの頃にさまざまなバンドやセッションで活躍し、その後山下達郎のバッキングチームの一員だったサックス奏者土岐英史の娘だ。 この曲は、スィング・アウト・…

Young gun silver fox / West end coast

ジャケット写真だけ見ると、高速道路のサービスエリアとかで売ってる「夏の海岸ドライブにおススメの曲集」なんて感じの寄せ集めCDみたいだけども、音はそんなんじゃ全くない。ウエストコースト・サウンドの伝統をきっちりと受け継いだ大人のロック。これは2…

High Red / Beyond the line

High Red というのは、ノルウェーのバンド。いくつかの紹介記事によると、AOR/シティー・ポップのバンドとされている。ライブ盤含め2枚のアルバムを出しているようだが、この「Beyond the line」という曲は、アルバムには収録されていないシングル発売の曲…

Apple Music のこと

Apple Music という定額聴き放題の音楽配信サービス。僕が利用を始めてもう4~5年になると思う。現状で、アクセスできる曲数は約6000万曲にもなるらしい。 「英語ができると15億人と話ができる」という英会話学校の広告があったけど、そんなこと言っても普…

E.C. Scott / Masterpiece

この人については、日本でのCD等の発売歴は無いようで、Webを見ても日本語で読める情報がほとんどない。この名前でググると、一番上に出てくるのは、「EC Scott」というアメリカの化粧品オンライン販売サイトだ。 E.C. Scottは、カリフォルニア・オークラン…

Everything but the girl / Acoustic

エルビス・コステロのAlison のカバー曲を聴いてアルバムを知った。「Acoustic」ってアコギ弾きとしてはが妙に気になるタイトルだ。このバンドの名前はずいぶん前から知っていたのだけど、あんまりちゃんと意識して聴いたことはなかった。でもなんかふわっと…

Steve Miller Band / Seasons

今回のご紹介はアルバムではなく曲。「Seasons」という曲。 スティーブ・ミラーという人は、1960年代後半から、ずっと第一線にいて、2016年には「ロックの殿堂」入りしたという大変な方。日本でももちろんメジャーだけど、本国アメリカではもっともっと評価…

Maria Muldaur / Don’t you feel my leg

僕がこのマリア・マルダーを知ったのは1975年、高校2年の時。当時愛読していた「ニュー・ミュージック・マガジン」にあった、小倉エージ氏の「ウエスト・コースト・ロックをみる」という、西海岸音楽旅行レポートみたいな特集でだ。「何とも表現しがたく失…

Roberta Flack / Roberta

「Sweet Georgia brown」という曲を通じてこのアルバムを知った。ロバータ・フラックと言えば、1973年の「優しく歌って(Killing me softly)」や、その後ヒットしたダニー・ハサウェイやビーボ・ブライソンとのデュエット曲など、メロウな曲の人と思っていた…

Santa fe & the Fat City Horns / Let The Healing Begin (Live In Las Vegas)

このバンドは、日本ではまだCDも何も発売されていなく、ネットを探っても日本語で読める情報がほとんどない。調べてところでは、ラスベガスのホテルでレギュラー出演している15人編成のファンク・バンドのようだ。 ある日出張で泊まったホテルのラウンジに行…

Garth & Maud Hudson / Live at the Wolf

ご存じザ・バンドのガース・ハドソンと奥さまモード・ハドソンの2ピースユニット「Garth & Maud Hudson」がカナダ・オンタリオにある400人弱の小さなホールでのライブを収録したアルバムが「Live at the Wolf」。 ガース・ハドソンの写真を初めて見たのは中…

The Spandettes / Sequin Sunrise

「スパンデッツ」と読む。ある紹介ではカナダ・トロント出身のディスコ・ソウル・バンドとあるけが、今どき「ディスコ・ソウル」って何だ?まあ、それはさておき、とにかく明るくて気持ち良い曲たち。何か幸せの粒がスピーカーから大量に振りまかれてくる感…